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2020.11.21 11:48

November 21

  • さまよえる惑星(24)
  • essay(15)

Let there be light: and there was light.

  • 2020.11.29 06:14
    ある日から駅の構内の看板、自販機の上に鳩がとまらないように針山が付けられていて、悲しくなったことがあった。鳩が突然半径1メートル以内に入ってくることは少し恐いけれど、人間のすることはあまりにもひどいと思った。エスカレーターを上ってホームに着くと、鳩はいつも通りにうろうろしている。鳩の健気さに涙腺が少しだけ緩む。冬に身体をふくらませる彼らを見ると、なんだか慈しむ気持ちがわいてくる。ただ、それだけの季節のうつろいを無視して喪ってきたのはいつからなのだろう。知識を蓄えるのも良いけれど、心の中の自然を失うと感情のホメオスタシスは崩れていってしまうんじゃないか。水は巡るし、流行も巡る。その中で、ただ立ち止まったままそんなようなことを考える。毎日同じところへ電車は連れて行ってくれる。イヤホンから流れる音楽は毎日違う終着点に心が向かっていく。だから、流れる景色に背を向けて同じ単語を反芻する。“somewhere”
  • 2020.11.05 08:40
    5/11/2020

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