福寿草が咲いた日に

すれ違う自転車、笑う子どもたち。

朝は晴天、夕方は曇天。

風は透き通っていて、つめたい。

アイスコーヒーを片手に散歩して、

右手が凍傷みたいになった。

春休みは、昼寝をしたくなる。

隣の家のバスケットボールボーイは野球に転向。

活字は崩壊して、

シーレの絵画を眺めている。

図書館は休館日、

好きな劇団が地元に来るらしい。

車のラジオからは東京のミュージシャンのリモートインタビューが流れている。

こういうのは大体バンド名の由来から始まって、

歌詞が先か、メロディーが先かで終わる。

「変わっていて面白いですね。」

「えぇー、降りて来たんですか!?」

、、、こんな風に。

いつか、100人が見て97人が思い浮かべるパジャマで

動物園に行ってみたい。

ほんとうは厄介な感染症の隙をついて、

ミーコ(隣の家の猫)と遊びたい。



Let there be light: and there was light.

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