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月のない夜に一番星、二番星、三番星と、星より明るい光が目の前にあるのに簡単に繋げるのは、わたしたちの文明をわたしたちが見限っているからなのかもしれないね。自分が今やっていることも、誰かが計画したものなのだと考えてしまう。計画されていないことを探すことが簡単なのは、自分が社会のコードから逸脱してしまったからなのかもしれないね。時間が正しいことは、今という時をビンに閉じ込めておけるからかもしれない。かもしれない、で完結してしまう物語にも毎年、年賀状やバレンタインといった季節が運ばれてくるのは、わたしが確かに今、ここにいて、息をしているからだ。
さまよえる惑星
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