朝についての考察

花:
朝が苦手だ。
そう、早起きが苦手なのだ。
早起きは三文の得というなら損してもいい。
寝坊は個性だ。寝坊は文化だ。
時間に縛られた人間に与えられた特権的風情だ。
だから人間は寝坊をするべきなのだ。
寝坊とは人間であることを人間が自覚をする行為だ。
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寝坊の"坊"に込められた意
味はなんだろう、と一瞬思う
が今はどうでもいい。そもそ
も朝寝坊とあるが、ほとんど
の寝坊が朝だと思うと、夜寝
坊とか昼寝坊という言葉にし
た方がスマートだと考える。
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朝に優しく起こしてくれる異性の存在が必要だと思う。
それが唯一、朝が得意になれる方法な気がするんだ。
その日を夢見て今日も目覚まし時計をセットして寝る。

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英語でおはようをグッドモーニング
と言うと習ったがものすごい意訳だ
なと思いグーグルに尋ねたところ自
分のことではなく「相手にとっていい
朝でありますように」という意味があ
るようだ。数分前にグッドモーニング
を自分本意に解釈した自分を恥じた。
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惑:
好きだった人に振られてすごくつらくて数日間、朝5時くらいの早朝に起きて散歩に出かけてた(徘徊してた)ことがあって。冬だったからまだ薄暗くて、細い道では魚の焼ける匂いとかするのね。で、国道に出て朝日を目にしたとき。(あぁ、朝を諦めない人になろう)と思ったんだよね。朝はどんなとき、どんなひとにもやってくる。そんなことさえ、ありがたくて、どん底だった。だけれど、その経験なしでは「わたし」という人間は居ない。そんな朝を今では愛おしく思う。そういう愛しい朝を心の中で育てていきたいの。わたしの朝は朝寝坊みたいに生温いものじゃないのね、笑笑



花:
人それぞれに朝があって、
人それぞれの朝は違って、
どん底の底まで光を差す力が朝にはあるのか。

惑:
どん底まで光を差す力があるのが朝か。
ならば、毎日に朝があるのが希望だね

Let there be light: and there was light.

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